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令和4年度の雇用保険料概算申告額について


  さて令和4年度も労働保険年度更新のシーズンが本格的にやってきました。令和4年度の雇用保険料概算申告額の計算が今年度の大きな変更点です。それでは実際にどのような計算になるのか、実例を挙げていくことにします。


実例 

令和3年度(R3.4.1〜R4.3.31)の間に従業員に支払った金額 10,000,000円

適用する雇用保険料率(一般の事業)
   9.0/1000 R3. 4.1〜R4.3.31
   9.5/1000 R4. 4.1〜R4.9.30
  13.5/1000 R4.10.1〜R5.3.31

令和3年度の雇用保険料確定保険料
  10,000,000円×9.0/1000=90,000円

令和4年度の雇用保険料概算保険料
  10,000,000円÷2× 9.5/1000=47,500円
  10,000,000円÷2×13.5/1000=67,500円 
  47,500円+67,500円=115,000円(+25,000円)

  令和3年度の従業員に支払った賃金額を基本的に適用し、千円未満を切り捨ててから2で割ります。そのそれぞれの金額に千円未満の端数がある場合は、期は切り上げ、後期は切り捨てとします。

  前期と後期の保険料額に円未満の端数は、そのまま合算し、そして合算した後に円未満の端数を切り捨てます。


 上記のように令和4年度の雇用保険料概算保険額は、大幅に変わりますのでご留意ください。なお従業員の給与から控除する雇用保険料の変更時期は、基本的に令和4年10月分の給与からとなります(令和4年4月の時点では、従業員から控除する雇用保険料率の変更ありません)。


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