厚生年金保険料率について
さて現在(平成30年8月現在)厚生年金保険料率は18.3%です。そして平成30年9月以後も引き続きこの保険料率には変更はありません。変更がないということは、今年の算定基礎届において標準報酬等級が変わらなかった被保険者においては、厚生年金保険料は変わりません。
昨年まで毎年7月に算定基礎届を行った場合に、その年の9月分保険料から算定基礎届の結果が反映されました。そしてこの時に毎年厚生年金保険料率が0.354%(平成29年9月改正のみ0.118%)ずつ引き上げられていたので、標準報酬等級に変更がない被保険者でも厚生年金保険料は引き上げとなりました。この状態がすっかり定着してしまったという感もあります。
実は厚生年金保険料率が毎年0.354%ずつ引き上げられるようになったのは、平成16年の厚生年金制度改正により、平成16年10月分保険料(当時は10月からだった!)
から開始され、昨年9月に0.118%引き上げられて18.3%になったのを最後に、厚生年金保険料率は固定されました。ちなみに平成16年からの厚生年金保険料率と保険料の推移を一部ご紹介しておきます。
※厚生年金保険料率と保険料(報酬が20万円の場合)の推移
平成16年 9月(改正前) 13.580% 27,150円
平成16年10月改正 13.934% 27,868円
平成20年 9月改正 15.350% 30,700円
平成23年 9月改正 16.412% 32,824円
平成26年 9月改正 17.474% 34,948円
平成28年 9月改正 18.182% 36,364円
平成29年 9月改正(現行) 18.300% 36,600円