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平成編8 平成15年10月号 東海道新幹線品川駅開業 


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  今回は平成15年10月号(定価1050円)を紹介しましょう。本号のメインは、東海道新幹線品川開業に伴うダイヤ改正です。このダイヤ改正でひかり主体のダイヤにのぞみが毎時2~3本運転から、のぞみが毎時最大7本、ひかりは毎時2本というダイヤへと変化しました。停車パターンですが、この当時は品川と新横浜いずれか停車、品川、新横浜両方停車があり、このダイヤ改正から姫路、福山、徳山、新山口(このダイヤ改正から小郡から改称)にも停車するようになりました。

  のぞみの車両は、700系と500系がメインで運用され、このダイヤ改正から全席指定席から現在と同じ自由席が3両設置されました。最高速度については東海道新幹線は270㎞、山陽新幹線は500系は300㎞、700系は285㎞となっていました。所要時間は、東京・新大阪間は日中品川もしくは新横浜いずれか停車、名古屋、京都停車にて2時間36分、品川、新横浜、名古屋、京都停車にて2時間37分、早朝や夜遅いのぞみは品川もしくは新横浜いずれか停車、名古屋、京都停車にて2時間30分となっていました。東京・博多間の所要時間は、最速4時間58分/500系、日中5時間5分~7分といったところです。

  のぞみ指定席を利用する場合に、ひかり・こだま指定席料金に追加される差額料金についても改正され、東京・新大阪間は970円→300円、東京・岡山間は1,330円→500円、東京・博多間は1,840円→600円と大幅な値下げとなりました。

  車内チャイムも令和5年7月20日まで採用されていたAMBITIOUSJAPAN!がこのダイヤ改正後の平成15年11月24日からJR東海の所属車両で採用され始めました。また500系などJR西日本の車両では、いい日旅立ち・西へ(山口百恵のいい日旅立ちのカバー曲)が採用され始めています。


  このダイヤ改正から、瀬戸大橋線快速マリンライナーの車両が213系から現在(令和6年2月現在/20年経過)使用されているJR西日本223系5000番台、JR四国5000系に変更されました。基本的には、223系5000番台/JR西日本の2両、JR四国5000系/グリーン・普通指定席1両と普通車2両の5両編成で運転され、朝ラッシュ時の上り岡山行きの一部は223系5000番台/JR西日本の2両が追加された7両編成、早朝深夜は、223系5000番台/JR西日本2両単独、またはJR四国5000系3両編成単独での運転です。

  なおJR四国5000系のグリーン・普通指定席1両は、2階建て車両となっていて、高松方先頭部分/1階平面部分はパノラマ展望席のグリーン指定席、その後ろ2階はグリーン指定席、その1階部分は普通指定席、岡山方1階平面部分は洗面所と障害者向け普通指定席となっています。

  213系はJR西日本の車両でしたから、JR四国走行区間の線路使用料の支払はJR四国へはあったけど、JR四国の車両ではないのでJR西日本に車両のリース代の支払が発生するが、JR四国には車両のリース代収入は当然ないという、どちらかといえばJR四国の支払が多くなるという状況が、車両使用代と線路使用料の相殺のためJR四国の事情により、岡山・児島間と児島・高松間の営業距離、223系5000番台の2両とJR四国5000系の3両というバランスを取りつつ、2社混合編成という特殊な使われ方となっています。



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