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平成編6 平成11年12月号 山形新幹線新庄延伸 


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  今回は平成11年12月号(定価970円)を紹介しましょう。本号のメインは、平成9年5月から山形・新庄間山形新幹線延伸(在来線から新幹線化)工事竣工に伴い、山形新幹線つばさの新庄乗り入れダイヤ改正です。これにより東京・新庄間は山形乗り換えが解消され、最速では3時間32分(※)が3時間5分となり、平均所要時間においては約4時間程度(※)が約3時間30分程度となりました。
  (※)平成9年5月の工事開始直前の山形乗り換えでの所要時間


  車両については、E3系の7両編成、グリーン車1両、普通車6両であり、福島・新庄間は在来線規格もあってか車両限界の都合で2-2シートとなっております。また基本的には、東京・福島間は東北新幹線やまびことの併結運転であり、福島駅では特定ホームに入線しての分割または併結する形式で、在来線との連絡線を経て運転されている関係で、福島駅での特定ホームの入出線となり、やまびこは特に上りにおいて平面交差が生ずることから、ダイヤ上大きな制約があります。


  東海道・山陽新幹線においては、東京・博多間のぞみが基本的に毎時1本、停車駅は名古屋、京都、新大阪、岡山、広島、小倉で、500系が4時間49分、700系が4時間57分で運転されていました(まだ新横浜とか新神戸は通過していました)。そしてまだ100系(グランドひかり含む)も運転されており、山陽新幹線では2-2シートのウエストひかりも現役運転されていました。このため100系2階建て食堂車、ウエストひかりではビュッフェも最後の輝きを放っていたのが、よき思い出となっています。

 東京・九州間ブルートレインは、富士が大分まで、はやぶさとさくらは鳥栖まで併結運転ではやぶさは熊本まで、さくらは長崎までの運転されていました。あさかぜも運転されていますが下関まで、出雲も従来のブルトレイン形式は出雲市まで、そしてサンライズ出雲とサンライズ瀬戸についてはそれぞれ出雲市と高松というほぼ現在と同じように運転されていました。

 名古屋地区の在来線のダイヤも今回のダイヤ改正で拡充され、そのうち中央本線名古屋・中津川間に原則毎時1本、新タイプのセントラルライナーの運転が313系8000番台という新車両にて開始され、名古屋・多治見間においては、乗車整理券310円が必要となっています。筆者も乗車したことはありますが、クロスシートの転換式シートで、座席指定ではなく自由席だったと思います。

  四国に目を向けてみると、高徳線特急うずしおはN2000系気動車特急で最高速度130キロにて、高松・徳島間最速55分の運転でした。徳島線にはキハ185系気動車特急剣山が6往復、牟岐線にもキハ185系気動車特急むろとが3往復運転されていました。瀬戸大橋線快速マリンライナーは、213系0番台6両編成が基本にて、グリーン車1両、指定席1両、自由席4両の内容でした(まだ2階建ては登場していない)。


 最後に本号(JTB時刻表)12NEWS/付録1ページにこういう記事があり、

  2000年1月1日またがりの列車運転について
  JR東日本ではコンピュータ2000年問題への対応に万全を期しておりますが、2000年に切り替わる1月1日午前0時をまたがって運転するすべての列車は一旦最寄りの駅に停車し、安全の確認を行ったのちに運転を開始いたします。お客様にはご迷惑おかけいたしますが、ご利用の際にはご注意ください。

という記事が掲載されており、時代というか時を感じさせるものがあります。



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