本文へスキップ

お客様の成功と繁栄をともによろこびあえることをめざします

TEL. 087-862-5268

〒760-0080 香川県高松市木太町3204-4


旅行・香川・ロシアの館

  鉄道ざっくばらん


平成編5 平成9年10月号  長野新幹線開業


 時刻表から見た日本の目次にもどる

  今回は平成9年10月号(定価970円)を紹介しましょう。今号のメインは10月1日に長野冬季オリンピックを控えた高崎・長野間に開通した長野新幹線である。これに伴い平行していた信越本線は、高崎・横川間と篠ノ井・長野間は現状通り、千分の66.7の急勾配区間で電車もEF63電気機関車2両連結して運転していた横川・軽井沢間は廃線となってJRバス関東によるバス転換、軽井沢・篠ノ井間は第3セクター鉄道 しなの鉄道として再出発となる。

  長野新幹線あさまは、東京・長野間最速では1時間19分(ノンストップ)であり、概ね平均1時間30分台で運転されて従来の在来線特急の約半分の所要時間となった。。車両はE2系8両編成であり、グリーン車1両 指定席4両 自由席3両となっていた。

  ここで忘れてはならないのが、全国的に有名な横川の駅弁『峠の釜めし(おぎのや製造)』である。この駅は特急でもEF63電気機関車の連結・解放作業のため4分程度停車するので、ホームに何台もいる移動売店に走って買いに行くぐらいであったが、長野新幹線開通でこのシーンがなくなり、高崎・長野間で車内販売となった。


  国鉄時代末期の頃からスキーシーズンに首都圏 名古屋 関西圏からシュプール号が季節運転されていた。これはスキー場近くの駅まで直通運転で、しかも到着駅から専用バスがスキー場まで運転されており、きっぷもトクトクきっぷが発売され通常より相当割引されていた。この頃はピークをすぎ運転本数も若干減ってはいたが、まだまだ本数多く39種類が運転されていた(現在はほぼ消滅状態)。

  対象のスキー場はほとんどが上信越 白馬 立山であり、行きは夜行で帰りは夕方出発夜か深夜に到着というパターンが大半であった。 車両は客車 電車ともに座席(グリーン 指定席のみ)が主力で、例外として3段B寝台電車 特急気動車が採用されていた。


  四国を見てみると、この号10月1日から土佐くろしお鉄道中村・宿毛間が開通しており、特急南風やしまんと・あしずりも延長運転されていた。JR四国では、特急剣山の1往復が徳島・高知直通運転されている。今はなくなっているが、この名残として徳島・高知間を阿波池田乗り換え時に改札を出ない限り通しの特急料金を適用する制度がある。これも今はないが高知から窪川経由の予土線を通って宇和島まで、主に週末・祝日運転の特急『I LOVE しまんと』が所要時間3時間20分前後で運転されておりました。



ナビゲーション

社会保険労務士溝上久男事務所

〒760-0080
香川県高松市木太町3204-4

TEL 087-862-5268
FAX 087-833-1218


copyright©2012社会保険労務士溝上久男事務所  all rights reserved.