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平成編2 平成4年7月号  山形新幹線開業


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  今回は平成4年7月号(定価850円)の紹介となります。この号では7月1日JR東日本・山形新幹線(福島・山形間)の開業、7月15日JR九州鹿児島本線に787系電車特急の登場が特色となっている。


 まず山形新幹線は、福島・山形間を在来線の奥羽本線の1067ミリゲージを新幹線と同じ1435ミリにした路線である。車両は新幹線用として400系を投入、東北新幹線は時速240キロ 山形新幹線区間は時速130キロで運転され、車体は在来線規格で作られているので他の新幹線車両より一回り小さい。そしてまたローカル向けにも在来線普通電車を1435ミリ対応に改良した車両を投入している。これらにより従来福島での乗り換えが必要だったのが直通で山形に行けるようにはなったが、山形以北へは逆に乗り換えが生じるようになったが・・・。東京・山形間の所要時間は2時間27分、平成3年6月号との比較で福島の乗り換え時間含めて3時間3分だから35分の短縮である。運転形態は1部を除き東京出発時には仙台行きやまびこ8両に、山形行きつばさ6両が連結して出発、福島に到着してから分割するスタイルを取っていた。


 次にJR九州に投入された787系は鹿児島本線博多・西鹿児島(現鹿児島中央)間に投入された新型特急電車である。この車両がJR九州独特のスタイル(特にデザイン)を取っており、外部専属の建築デザイナーの水戸岡氏によるもので、以後登場するJR九州のユニークでオリジナリティある車両の1歩を踏むことになる。投入は原則博多・西鹿児島間のつばめの1部で、編成は7両又は9両で、グリーン車1両(座席と4人個室1室)とビッフェが半室連結されている。この当時でもビュフェは新幹線しかなく在来線は全滅状態だったのを、ここで在来線で復活させたのである。博多・西鹿児島間所要時間は3時間45分であった。


 寝台特急 瀬戸号は瀬戸大橋線開業当時のオール2段式B寝台13両編成から、すでに1人用A寝台 1両 ラウンジカー1両が連結された13両編成となり、若干アクセントがついたようである。ラウンジカーは一言で言えばソファーのある応接間感覚で電話も設置され、清涼飲料水の自動販売機もあるが、これがJR東日本子会社の大清水のオリジナルブランドである。しかもシャワー室がついている。シャワー室利用するのには、JR西日本の車掌からシャワーカードを310円で購入し、シャワー室にいってカードをさすと6分間お湯が出る仕組みである。お湯はこの間出したり止めたりできるし、タイマーが表示されるので心配無用だ。更衣室も隣にあり、鍵もかけられるようになっている。心持ちか高松行きの方が水圧が高く、東京行きの方が水圧が低いような気もする。また高松行きは東京乗車後車内改札の時すぐ購入できるが、東京行きは児島を過ぎないと購入できないというおまけ付きである(体験談語る 笑)。




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