本文へスキップ

お客様の成功と繁栄をともによろこびあえることをめざします

TEL. 087-862-5268

〒760-0080 香川県高松市木太町3204-4


旅行・香川・ロシアの館

  鉄道ざっくばらん


昭和編14 昭和57年6月号 東北新幹線大宮・盛岡暫定開業/昭和57年11月号 上越新幹線大宮。新潟暫定開業


 時刻表から見た日本の目次にもどる

 今回は昭和57年6月号(定価600円) 昭和57年11月号(定価650円)を紹介しましょう。これらは東北新幹線大宮・盛岡開業と上越新幹線大宮・新潟開業号である。本来は東京・盛岡 新潟間一括開業の予定が、東京・大宮間の沿線工事反対運動で大幅に遅れ、また上越新幹線の工事がトンネル出水事故で大宮・盛岡 新潟一括暫定開業がずれ6月と11月の2段階開業となった。


 6月23日に先に東北新幹線が開業したが、11月14日までは仮開業でやまびことあおば(各駅停車)があわせてほぼ1時間1本の運転であった。まだ在来線特急・急行は上野・仙台 盛岡間の特急ひばり やまびこが10往復間引きされた程度でほとんどが運転されていた。


 そして11月15日に上越新幹線が開業したところで、東北新幹線も本格的に営業運転されるようになった。新幹線車両は200系12両編成の耐雪型で自由席4両 指定席6両半 グリーン車1両 ビュフェ半両である。所要時間は上野・盛岡間が6時間23分が新幹線リレー号・新幹線で3時間57分に、上野・新潟間が4時間15分が同じように2時間33分とそれぞれ短縮された。

 在来線特急・急行は仙台 青森昼行 新潟方面行きについてはほとんど整理された。しかし大宮始発ということもあってか宇都宮 黒磯 高崎 前橋 水上 吾妻線 長野方面は若干整備された上引き続き運転されている。上野・大宮間は新幹線リレー号が特急車両使用した列車がほぼ30分ごとに26分で運転され、新幹線利用客専用として連絡していた。

 その他在来線は、田沢湖線(盛岡・大曲間/現在は秋田新幹線の区間)の電
化に伴い、盛岡・秋田間に電車特急たざわが1日6往復新規に運転されるようになり、首都圏から秋田へのルートが増えた。また従来上野・青森間電車特急はつかりは運転区間が、盛岡・青森間となった上で11往復の運転となった。


 今でこそ急行列車の存在はほとんどは特急または快速になってしまい非常に薄いものとなっているが、まだこの当時は存在感があり、、夜行急行は以前より減ってはいるがまだ最後の輝きを放っており、例えば銀河(東京・大阪間)きたぐに(大阪・新潟) 天の川(上野・秋田/上越線・羽越本線経由) 八甲田(上野・青森) 十和田(上野・青森/常磐線経由) つがる(上野・青森/奥羽本線経由) かいもん(門司港・西鹿児島/現鹿児島中央)などが運転されていた。昼行急行については、四国はまだ全盛期 上野発着急行も新潟 仙台 長野 水戸・平(現いわき)方面 新宿から松本方面などはまだ急行のウエートが大きかった。このように急行型電車・気動車が結構活躍していたと思われる。




ナビゲーション

社会保険労務士溝上久男事務所

〒760-0080
香川県高松市木太町3204-4

TEL 087-862-5268
FAX 087-833-1218


copyright©2012社会保険労務士溝上久男事務所  all rights reserved.