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昭和編8 昭和39年10月号 東海道新幹線開業


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今回は昭和39年10月号を紹介致します。この号はちょうど40年前東海道新幹線が開業した記念号でもあります。東京・新大阪間ひかり号が4時間 こだま号が5時間の運転で、ひかり号が14往復 こだま号が12往復となっております。また東京・名古屋間 東京・静岡間 名古屋・新大阪間 静岡・新大阪間などの区間運転が各1往復ずつも運転されておりました。これは工事が突貫工事だったので、まだ徐行区間が非常に多かったために慎重をきしたものだそうです。この時刻表からはひかり号が超特急料金、こだま号が特急料金の適用となっており、従来の在来線特急料金(以後いずれも2等 東京・新大阪間)が800円に対して、こだま号が1,100円 ひかり号が1,300円と異なっております。車両は0系12両編成で、1等車 2両2等車 8両2等ビュフエ合造車 2両の内訳です。

 当時のグラビア広告からは『翼のないジェット機』ともうたわれており、新幹線の安全性を説明しておりました。新幹線は国鉄の自信作だったようで、グラビア広告にかなりのページを割いているのがこの号の特色でした。主要駅の新幹線ホーム数は東京駅 2面3線(現在東海道新幹線は3面6線)、名古屋駅と京都駅は2面4線(現在も同じ)、新大阪駅2面3線(現在は4面7線)とまだ本数が少なかったのかホーム数が少なかったようです。当時新幹線が1時間以上遅れると特急料金が払い戻しの営業規則がとなっていました。


 ではこの当時で稚内から西鹿児島(今月13日から鹿児島中央)まで机上旅行をしてみると・・・、

1日目 
 稚内610(気動車急行 宗谷)1751函館1830(青函連絡船 第4便)2220青森2240(寝台特急はくつる)→

2日目
 →1020上野(山手線電車)東京1400(超特急 ひかり15号)1800新大阪(東海道線電車)大阪1905(夜行急行 霧島)→

3日目 
 →1327西鹿児島と言う風に約55時間17分要している。


 この当時はまだ夜行の客車鈍行が全国各地に結構存在しており、例えば

 東京(1500発)→姫路(645着)
 大阪(2132発)→八代(2030着)
 上野(1108発)→青森(813着)
 函館(2320発)→釧路(1850着)
 大阪(2220発)→新潟(1517着)
 京都(938初)→山陰本線経由→門司(511着)
 上野(2245発)→奥羽本線経由→青森(2130着)
 上野(2158発)→上越線・羽越本線経由→秋田(1543着)

のように主要幹線にも運転されている。



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