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  鉄道ざっくばらん


JR四国8000系特急電車 リニューアル編成体験乗車


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 さて
平成17年12月10日から2日間奥道後温泉(松山市)で開催されるシンポジュームに出席のため出張した。そのために予讃線特急いしづち号に乗車することになったが、行きも帰りも指定席で、しかも幸運にもリニューアル編成であったので、しっかり体験乗車となりデッキなどなど偵察してきました。


 行きは 高松発735分のいしづち5号で5両編成であった。なお宇多津から岡山始発のしおかぜ1号・3両編成を前側に連結して8両となって、松山には1005分到着予定であった。

 まず私の座席である7号車(指定席)に落ち着く。座席番号は高松よりから松山よりへと振られており、以前の8000系はいかにもビジネスシートで内部も味気ない作りであったが、リニューアル編成では、サンライズ瀬戸と同じような木目調のパネルを使用しているので落ち着いたうろおい感が感じられる。シートの背面も大胆な作りで背面ととってが一体になっていて斬新的なのである。シート座面は青を基調としており鮮やか感が感じられ(偶数指定席はオレンジ色だった)、デッキへの出入り口車両側面両側8席についてはビジネス対応として、パソコン対応のテーブルとコンセントがついていた。





















 次にデッキに出てみると、ここでも無機質な作りではなく木目調のパネルが使用されているので暖かみ感があり、しかも洗面所は今時珍しい陶器が使用されており、多分愛媛の砥部(とべ)焼なのだろう。蛇口は自動水栓で温度調整ができるまではいいが、優等列車のクセに石けんの設備が見あたらないのは欠陥・・・ではないだろうかと思う。備え忘れでもなかろうし・・・。ドアーのほうを見ると、まあ大抵は無機質ステンレスそのものが大半ではあるが、ここは模様付きで斬新であった。













 しかしこの特急よく止まるは止まる・・・高松を出発すると、坂出 宇多津 丸亀 多度津 詫間 観音寺 川之江 伊予三島 新居浜 壬生川 今治 伊予北条というふうに2時間半の間に12駅停車する。宇多津ではしおかぜ1号の入線待ちのために線路上にしばらく信号待ちで止まるし、停車駅以外でも単線のために2回ほど、松山始発の特急しおかぜ・いしづち号と待避でそれぞれ2分程度運転停車(ドアーを開けず乗客の乗り降りはない停車)もする始末・・・。でも振り子電車のためなのかカーブでもいずこでもスピードは結構出ていていわゆる余裕時間もあまりなさそうなほどである。

 しかも松山駅の直前になると、場内信号に引っかかり駅に入線できず2,3分信号待ちの状態で、やがてそろそろ徐行状態で入線、約5分遅れでようやく到着した。


 帰り11日は、松山発1725分 しおかぜ28号・いしづち28号に乗車、しおかぜは岡山行きで進行方向前から8号車から4号車まで、いしづちは高松行きで3号車から1号車までで、宇多津で分割する列車である。

 松山駅に到着して改札を通ってから、1番線ホームのなんと雑然とした案内・・・、というのは改札前の1番線ホームの宇和島方には宇和島行き気動車特急宇和海が停車、そして高松方にしおかぜ・いしづちが停車しているのである。つまり3列車が同じホームに停まっていることになって、案内表示は出ているがそれでも迷う人がありそうな気配である。しかも宇和海 しおかぜ・いしづちの松山へ入ってきて出発するまでの時間が10分前後なので、乗り換える乗客 松山で降りる乗客 その上にホームではそれぞれの列車を待っている列が相当輻輳している。

 しかも乗車する編成が1709分到着のはずが、入線したのは1720分・・・それから乗客下車車内整備 乗車ときたから超あわただしくなって、乗車して指定席に座ったとたん即定刻通りの出発した。なんと松山は雑然とした駅なのかとつくづく感じられてならない。


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