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  鉄道ざっくばらん


週末のハプニング


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 さて7月10日から3日間とあるセミナー出席のために岡山に通うことになり、最終日12日はセミナー終了後紀伊国屋書店など中心部をぶらぶらして食事をした後、2030分頃岡山駅・瀬戸大橋線ホームに上がっていった。すると13番線には2021発・松山行特急しおかぜ27号がまだ停車しているではないか! それにこの時間11番線ホームには2042分発・高松行マリンライナー61号の編成が停車しているはずだがまだ停車していないのである。ホームの案内によると岡山・茶屋町間で局地的豪雨のため時速30キロの速度規制のため遅れが出ているとのことである。なるほど1時間前ぐらいにものすごい雨が降っていたので原因はそれだろうと推察した。となればそのうち30分遅れでも動くだろうと思った。事実13番線のしおかぜ27号は30分程度の遅れで出発していったので、時刻表の順で行けば児島行き普通電車、つぎにマリンライナー61号だからそうあわてることもないだろうと・・・。


 しかし21時を過ぎても出発せず、車内放送は「岡山・茶屋町間で局地的豪雨のため時速30キロの速度規制のため遅れが出ている」という放送を度々するだけで進展はない。このホームには瀬戸大橋線の運転状況を示す業務用のパネルがある事務所があり、ここには運転管理要員が複数いる。列車が止まっているので止まっている列車に乗務するはずの車掌がどんどん貯まってくる。新幹線から乗り換えてくる乗客がどんどんたまってきだして列車が止まっていることを知ってあわて出す。状況を聞くために事務所のドアーを開けて聞く乗客などやや騒然としてきだした。そのうちマリンライナー61号の車掌も含め待機していた車掌もどっかへ引き上げてしまった。上り列車は南風24号やマリンライナー2本程度が大分遅れて到着ホーム変更の上到着したのは確認できた。

 やがてマリンライナーにあわてて車掌が乗り込み車内放送があって、「只今児島・茶屋町間で列車が故障のため救援列車が向かっているところです。運転再開の見込みはわかり次第お知らせします。」とあった。はっ? オイオイ・・・こりゃ長期戦だわ。救援列車は岡山から出るからいつのことになるやらわからんようなってしまったぞ! そうして22時が過ぎいっこうに状況不明で、ホームの一部の乗客がいらつき駅員にくってかかる始末となる。


 2230分頃JR西日本もついにバス代替運転を決めた模様で、岡山・児島間を各駅運転することを案内しだした。ところで高松までの乗客の中から「どうなるの」という声があったので、児島まで一緒に乗車して下さいという風になった。そうしてホームから駅前広場へ移動する事になり、周りが走り出した。ホーム真ん中付近から地下通路に入って地下改札で誰かが高松へ行くのだがバスに乗ってもよいかという風な事を聞いている乗客がいて、改札氏はあわてて電話をかけ出し確認の電話をしていた。要は情報が行き渡っていないのである。その間乗客の波はビタッと止まっていたが、やがて改札氏が確認とれたのだろうか乗ってくださいと言うことになってどどどっ・・・と表口へ波が移動するのであった。

 駅前へ行ったがいかんせんバスの輸送力は小さいもので最大50人までしか乗れない。というのは止まっていたバスは路線バスではなく貸し切りもしくは高速バスで5台ぐらいしか止まっていないのである。これでは今現在いる乗客など運びきれるわけもなく、乗客の不安は募るばかりでだんだんイライラがつのりかなり険悪な雰囲気となる。しかもJR側で乗車整理ができておらず、案内体制も不備だったのでなおさらである。第1陣は各駅停車で児島まで運転のことで出発していった。次の第2陣の5台は、児島直行と各駅停車とに分けて出発していった。しかしバスがなかなかやってこないし、いつのことになるか定かでないまままだ多くの乗客が駅前に残されていた。もう時間はむ23時を回っていた。

 なおこういうときにはJRと地元のバス協会もしくはバス会社と代替バス運転の協定があらかじめ結ばれていることが多く、それに基づいた処置である。しかし夜なのでバスはあっても多分乗務員の手配がつかないのだろう。

 2315分頃案内が入って、瀬戸大橋線が復旧致しましたので2325分発高松行きを出しますということになり、折角駅前に出たのにまたホームに帰らなければならないことになった。行ったりきたりいやになってしまうが聞いたら急げ・・・とばかりに一目散に行ってみたら、さっきの編成がそのまま11番線ホームに止まっていた。すでに座席の半分以上は焼き45分の間にやってきた乗客で占められていたが、さっさっとあたりを見渡して座席を要領よく確保する。結局のところ2330分頃児島まで各駅停車で児島から坂出のみ停車の快速運転でやっとの思いで出発した。この時点では13番ホームには2121分発高知行特急南風23号が止まっていたが、きっとこの後運転されたことと思われる。また2155分発松山行特急しおかぜ29号はまだ折り返しの編成が岡山に到着していなかった。


 岡山を2時間48分遅れで出発したものの各駅停車するので時間はかかるが速度規制はとうの昔解除されている。児島までの間に反対方向からはしおかぜ30号とサンライズ瀬戸が走っていた。しおかぜ30号は岡山で折り返ししおかぜ29号となり2時間以上の遅れで運転されることだろう。サンライズ瀬戸も東京着は2時間遅れの翌朝9時過ぎということになるだろう。児島駅では代替バスに乗車した乗客が乗り込み出発する。

 坂出駅では最終の観音寺行き普通電車を待たせていたのかホームに停車していた。また坂出出発しばらくしてしおかぜ29号の相棒のいしづち31号とすれ違った。当然高松方面の普通列車の手当はなかった。またここまでマリンライナーとすれ違わなかったので上りはかなり運休されたことと思われる。高松まで猛スピードで走っていき3時間6分遅れの045分やっとの思いで高松駅に到着した。当然高徳線列車はないので、タクシーで家に帰ることになり1680円の思わぬ出費を食わされる。定刻通りだと普通列車にのれたのにね・・・。


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