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  鉄道ざっくばらん


鹿児島市内観光編 パート1


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 さて20日きりしま11号で西鹿児島駅に着いた私は宿泊先のホテルへ向かった。ところで宿泊先のホテルは、インターネット予約したJR九州グループ会社経営のJR九州ホテル鹿児島という、まだオープンして2ヶ月もたってない新しいホテルなのであった。しかも西鹿児島駅からの専用の連絡通路でスロープ1つで2階にあるフロントへ直結している。宿泊特化しているようで朝食は1階のパン屋さんか駅構内の和食かの選択で割り引き朝食券を購入することができることになっている。まだオープン間もないのでフロントのスタッフも緊張しているようだった(ここのおねーさん美人だったけど・・・)。部屋も6,500円とは思えないほど広くて設備も良かったので私としてはおすすめである。また1階にはこれまたJR九州グループ会社のコンビニがあるからロケーション抜群であると思う。

 大学時代の友人とは20時半西鹿児島駅で待ち合わせだったので、しばらくダイヤ調整をしたのちに出かけた。約2年ぶりの再会で滅多にない私の鹿児島遠征と言うこともあり熱烈歓迎をもって迎えられた。で・・・晩飯の事に移り私はリクエストに、折角鹿児島に来たんだから黒豚が食べたいと思っていた。時間帯が時間帯だったが市街地の中で開いている店があってめでたくありつけることができた。注文したのはたしかセットものの様な記憶があるが、店も落ち着いた雰囲気の内装で本場黒豚料理を堪能したのは言うまでもない(店の名前控えるの忘れたけど・・・)。


 21日は友人の愛車で城山へ脱線しながら展望台へ向かった。城山といってもそんなに高い山ではないがちょっとした観光地にはなっているのか、鹿児島ループバスの経由地にもなっていた。このシティビューバスは市内観光地を路線にもち風変わりな路線バスであり、ほぼ30分毎に鹿児島市内の観光地を結んでいるお手頃な交通機関であるし、また1日乗車券もあるのでおすすめです。城山展望台からの市内の展望は非常によくほぼ正面に桜島がみえ、桜島フェリーの運航状況が手に取るように分かるほどであった。山を下りる途中で西南戦争(明治10年)の時に西郷隆盛終焉の地であった洞窟をみることができた。


 昼食は市街地薩摩ラーメン専門店にたどり着くことになったが、これが意外と濃くなくややあっさりとしていた。その後は市街地から西北へ海岸沿いに車を進めて、鹿児島・島津家別邸の仙厳(せんがん)園に到着した。地元では別名磯公園と呼ばれていて、管理は島津観光鰍ゥ管理しているのである。入園料は千円とやはり民営のためかやや高いような気がした。ちょうど団体が入っていてガイドがついていて色々案内していたので、我々も後ろについて行くことにした。しばらくして島津家の御紋丸に十文字のエビソードだが、当初は十文字だったのだが16世紀中頃にキリスト教の布教に鹿児島に上陸したフランシスコ・ザビエルが、この十文字を見てキリスト教徒が多いのかと勘違いしたほどであり、この後今の御紋になったといういわれがあるそうである。のんびりとそぞろ歩きをしながら御殿の前庭にたどり着いた。御殿の建物もさることながら前庭からの錦江湾と桜島の眺めは絶景かな・・・という気分であった。そういえば昔水戸黄門(東野英治郎バージョン)のロケ地にもここが使われていたのを記憶にしているのか、その場所に来た実感がした。御殿の裏側は閑静なちょっとした自然があり、なんといっても裏山には千尋厳(せんじんがん)と巨岩に掘られた文字があった。でもこんな絶壁の所にしかも江戸時代に足場を組み相当な領民が動員されたことだろうと思われる。しかしあたりは9月の終わりにかかろうとしているのにまだセミが鳴いていたのには驚かされた。

 さてさてこの公園の中には薩摩焼と薩摩切子の専門店があって、ついつい薩摩切り子の方に入っていったのが、その美しさに魅了されてしまいしばらく居座ってしまった。これはカットグラスで透明なガラスの上に薄い色ガラスを吹き付けた上で削っていき、その削り具合と光の反射で目で楽しむ作品である。ここは即売もしているのだがちょっとしたものでもうん万円・・・魅了させられる作品は数十万円するのが所狭しと並んでいたのである。でここでハッとひらめいたのが、丁度私の高松にいる親友がこのほぼ1週間後にめでたく御結婚されることになっていたし、挙式には参列できないのでここでお祝いを購入しようと思った。あれこれと迷ったのだが1つではちょっと・・・だし個数はご夫婦むつまじく2つということで店内をみまわした。すると手頃な小さなグラスというか焼酎むけの木箱入りのセットがあったのでそれに決めたのである。

 その後は磯公園に隣接する尚古集成館(しょうこしゅうせいかん)という島津家の資料館を見学した。入場料は先の磯公園の入園料に含まれており、これなら千円も納得であった。中には主に幕末から明治にかけての資料展示物中心に島津家の流れがよく分かって、また斉彬(なりあきら)公の幕末の時勢を改革していこうとした偉業、同じ時期に方法・目的こそ同じだったのに相対する立場になってしまった水戸・徳川斉昭公をだぶらせつつ歴史を感じながら回ってみると、結構歴史のいい実体験になったような気がしてならない。


 次はやや市街地に立ち返り、海手沿いを走っていくと鹿児島の新名所である石橋記念公園に到着した。ここは平成12年に鹿児島市街地にあった5つの有名な石橋のうち3橋をを移築保存しており、また5橋の歴史や建築技術を紹介した資料館(無料)がある。これら復元されている橋は実物で実際にわたることもできて、橋の全体を近くで見ることのできるようになっている。


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