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旅行・香川・ロシアの館

  鉄道ざっくばらん


特急うずしお乗車体験記


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 平成13年9月13日から2日間委嘱を受けている21世紀職業財団・香川事務所の出張研修で徳島に行くことになっていた。日程は13日に徳島入りをして翌日朝から夕方16時頃までの日程であった。昨今特殊法人などの外郭団体の改革が叫ばれている中、この財団は残りそうではあり財源は国家予算と皆さんが納められている雇用保険保険料からまかなわれている。ここで何が言いたいのかというと出張旅費の算出の仕方である。支給された旅費の内訳は高松・徳島間の運賃,前泊の宿泊料,日当であった。当然特急で行くから特急料金は・・・ですがこれは100キロ以内なので支給されない反面、特急で1時間ぐらいの徳島に行くぐらいなのに14日は午前10時開始の会議に、何故前泊させて宿泊料を支給するのか大きな疑問である。高徳線のダイヤからは当日出発は可能であるが、この為に遅刻した場合(列車事故ハプニングも含む)に言い訳ができないため、無駄な時間を要してまで前日のしかも夕方に出なければならなかった。民間企業ならとても考えられない事態ではなかろうか?


 さて本題に入りまして、13日木太町から1645分の普通列車に乗車して1705分に志度に到着した。そしてここから1710分発特急「うずしお23号」徳島行きに乗車した。この列車は従来ある2000系特急気動車の改良バージョンであるN2000系であり、最高速度130キロの振り子型でカーブに入ると車体6度傾くためスピードを落とさなくても通過できるのである。私は志度からの乗車であったので指定席を確保しており1号車の1Aだったので壁の前だろうと思っていたところ、座席番号の振り方のイタズラで通常D席の位置のはずのところがA席になっていた。しかも目の前はガラス張りでおまけに前方までしっかりと見えるので、私にとってはもう最高の席であり、研修に参加する知り合いもいたのだが座席のムキを変えずに、滅多にないチャンスを一人満喫することにした。

 それは運転シュミレーダーゲームの世界と同じ気分であって、カーブになると確かに車両が傾いているのが実体験として確認できるし、閉塞信号,場内信号,出発信号なども運転手とほぼ同じ位置で確認でき、まるでジェットゴースター気分であった。その上運転手になった気分でATSのキンコンキンコン・・・と言う音も漏れ聞こえるのでもうたまらないほどうれしいひとときであった。引田からの県境の勾配区間もエンジンのパワーが相当あるのでそんなにスピードが落ちずに、力強くグイグイと進んで行くほどである。停車駅は志度を出ると三本松,板野,池谷で所要時間は56分であるが、この他に上り高松方面のうずしおと行き違いのための運転停車(ドアーは開けない)のためにオレンジタウンと讃岐相生でも停車するのである。高徳線では特急同士の列車交換は上り優先の様であるようだ。こんな風に楽しんでいるうちにアッという間に1806分所定通り徳島駅に到着した。


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