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  高松風土記


高松風土記21 第4次合併


 高松市の第4次の合併は、昭和15年2月11日に木田郡木太村・古高松村・屋島町、香川郡大田村・鷺田村が高松市と合併しました。この実現によって、面積は9.79㎢から53.02㎢と5.4倍、人口は85,259人から111,273人と30.5㌫の増加となり、これら合併された新町名は次の通りになっております(カッコ内は旧大字名)。

 木 太 村 
 木太町(大字はない)

 古高松村 
 高松町(古高松) 新田町(新田) 春日町(新田)

 屋 島 町 
 屋島東町(屋島) 屋島中町(東潟元) 屋島西町(西潟元)

 太 田 村 
 太田上町・太田下町(太田) 松縄町(松縄) 今里町(今里) 観光町・上福岡町(福岡上) 伏石町(伏石)  

 鷺 田 村 
 勅使町(勅使) 田村町(馬場) 上天神町(沖) 三条町・東ハゼ町・室新町(万蔵) 西ハゼ町・紙町・松並町・西春日町・峰山町・室町(坂田)


 そして当時の合併の理由(要旨)を見ていくと、

 地理的に近く、風俗習慣が同じであって、利害関係も同じく享受する運命である。

 歴史的に見て、高松市とこれら5町村は高松郷として1生活区域であったこと。 古高松村は以前は高松の本場だったが、生駒親正が1587年に高松城を築城したときに箆原(のはら)を高松に改称されており、由緒関係が深い。

 産業経済的に考察すると、高松の後方地域として産業上の需要と供給の密接的関係が深く、利害が共通している。高松市の労働力を5町村が供給している し、また景勝地の屋島は必ず高松市を通って栗林公園や琴平などの観光地の周遊をしている状態である。

 高松都市計画では、高松市と隣接する木太村全域、鷺田・太田村の一部が将来の住宅地域として含まれており、木太村と屋島町の海岸地域は遠浅であり、将来の工業地帯として有望で工場誘致その他産業開発に有望である。

というようなのが合併理由となっていました。


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