本文へスキップ

お客様の成功と繁栄をともによろこびあえることをめざします

TEL. 087-862-5268

〒760-0080 香川県高松市木太町3204-4


サンクトペテルブルク紀行 2001.5.28〜6.3
2 観光最終日の様子 6.1


 さてスモーリヌイ修道院だが、私個人的にはここの建物が非常に気に入った。イサーク聖堂やカザン聖堂のように重々しくなく、気持ちを和ませてくれるようなそんな気がしてならなかった。そんな訳なのかここの写真が後日いろいろな方に評価を受け、ついには中央大学管弦楽団の音楽会の案内チラシに採用されるというおまけも付くほとである。内部はすでに修道院の機能はなく、ステージがあったからミニコンサート会場と海軍の何かの展示コーナー・土産物屋があるぐらいだった。で・・・キップ売り場があったので100ルーブルのきっぷを買ってから、係りのおばさんの手招きでドアーが開けられると上に続く階段があった。ところがこれが曲者で上っても上ってもまだ続き、やっとたどり着いたドアーを開けるとそこからの町の眺めはもう最高で四方の写真を撮りまくった。そしてじっくり町を眺めひとときを過ごしが、高層ビルが見えず景観に配慮しているかのように思えた。


 スモーリヌイ修道院 


  スモーリヌイ修道院の展望台?から見た風景 

 そしてこの修道院の隣には元修道院の寄宿学校の建物があり、現在は役所として使われている。以前はロシア10月革命の時のレーニン率いるソビエト政権の中枢で、モスクワに移動するまでの間1年間使われていた名所であった。


 次はトロリーバスを乗り継ぎネフスキー大通りのメイン地点に今日もやってきてしまい、ここでまたしても遅いお昼にした。そして再びトロリーバスに乗りネバ川を渡ってしばらくのところで下り、海軍中央博物館に行った。ここは元は商品取引所なのだが、何だかギリシャの建物というか劇場みたいな作りである。ここはロシア海軍の歴史を紹介したところで、ついつい見入ってしまった私は1時間半は居座るほどのボリュームであった。まずはメイン展示室だがここはロシア革命までの海軍の歴史を紹介した展示物・パネルが所狭しとあり、天井からはスエーデン・トルコ・日本の国旗(何故か旭日旗ではなく日章旗)が掲げられていた。これは18世紀初頭はスエーデンとのロシア北方を巡る戦争・・・、18世紀半ばからはロシア南部の黒海を巡るオスマントルコとのクリミア戦争、そして1904−1905の日露戦争がテーマだった。その次は各小部屋になっていてソビエト時代の海軍の内容であったが、ここでもやはりウエートを占めるのは大祖国戦争(1941−1945)時代であった。


 海軍中央博物館の前は広場というか公園になっていてネバ川がふたまたに分かれている先っぽになっていて、ここには赤いロストラの灯台柱がある。広場の一段下には川沿いに道があって、そこには新婚さんが何組かいて正装(新婦はウエディングドレスだったけど・・・)していて、ある組は友人に囲まれてグラスを叩きつけていたのを見た。何かの風習なのだろうか。私は引き続き散策していてミネラルウオーターを買ったが、相場より安い???・・・歩くと揺れるしばらくしてあけると泡がでて大あわて! なんて言うことはないガス入りウオーター(サイダーではない)だった(大爆笑)。



ナビゲーション

社会保険労務士溝上久男事務所

〒760-0080
香川県高松市木太町3204-4

TEL 087-862-5268
FAX 087-833-1218


copyright©2012社会保険労務士溝上久男事務所  all rights reserved.