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サンクトペテルブルク紀行 2001.5.28〜6.3
6 観光第1日目の朝の風景 5.30


 さてさて01年5月30日少しまどろんだときふと時計をみたら午前4時(日本時間午前9時)であり、すでに東の空はしらみかけていた。そして目の前の大通りの橋を見たら中間がはね橋になっていて上がっているではないか。たしか寝る前はおりていたはずなので摩訶不思議である。5時前になると太陽が出はじめていて、やがてはね橋がおりているところを見たのである。

 このホテルの朝食は朝730分からで2階の大レストランで食べるようになっているのだが、ここに行くまでホテル内だが非常に遠い。レストランの入り口に入っていくと係員に朝食券を渡すようになっていて、中に進んでいくと客席が広くて長いのに閉口した。 でここはバイキング形式になっているのだが実にメニューが豊富であり、パンもロシアの黒パンから味付けパン、ロールパン・・おかずも目が移ろいするほど種類が多くオートミールからライスまであった。最後にはデザート・・・パンケーキやクッキーとさすが外国人向けのホテルだと思ったぐらいである。おそらく日本だったら高級ホテルなみの内容だと思われる(国内はビジネスホテルしか利用したことがないもので・・・)。この調子だからついつい食が進んでしまうし、1階のレストランの
様子も見えるのだが、静かなピアノの伴奏付きで非常に和やかな雰囲気であった。


 こうして朝食を終えパスポートコントロールへいってパスポートをもらいに行ってみたら、係りが夜の8時にきてほしいと言われ部屋に引き上げた。8時半すぎになったのでそろそろ出かけることにした。ホテルを出てホテルの建物に沿って100メートルほど歩いたら地下鉄乗り場の入り口がある。そしてきっぷを買わねばならないが当然自動券売機はない。窓口に並んできっぷを買わねばならないし、ロシア語で言わねばならない。でなんていったかというと「アジーン ピリェートバジャールスター(きっぷを1枚下さい)」であり、料金は窓口に5ルーブルと表記があるので5ルーブル硬貨を用意する。するとおもちゃのコインのようなものを渡され、それを改札につっこめばバーが前に進み通れるようになっていた。ただ改札によってはカード専用改札になっているので注意が必要だ。サンクトペテルブルクの地下鉄も一回改札を入ればどこまで行っても1区間であっても5ルーブルの均一料金である。これは見方を変えれば間違って乗った場合そのまま引き返してもキセルにはならないわけである。そしてエスカレーターでホームへ行くのだが、モスクワと同様ここも地の果てまで行くのかと思いたいほどエスカレータが長くてまた日本のより倍以上のスピードがあるので、乗るときになれないと大変である。乗り方は左をあける方式であって、スピードあるエスカレータにもかかわらず走っている人もいたし、また長い(3分以上かかる)ので滞在中甘〜い口づけをするカップルやはてまた抱き合ったまま動かないカップルもいたしなぁ〜・・・うらやましい(汗)。ホームにおりると線路が見えないようになっている。それはロシアには非常に珍しいホームドアー方式になっていたからだ。


 さて前回の続きのこのアレクサンドル・ネフスキー駅は2路線が交わっているので注意を要する。ここにある路線図は行く方向の駅名すべて表示されているので、ここまできたらよほの見間違いさえなければ大丈夫であり、運転間隔はほぼ2,3分毎であり非常に便利である。乗車してみたら車両の幅が狭く室内はそんなに明るくない・・・また運転がジェットゴースターのように急発進してフルスピードをだして駅が近づいたら急ブレーキであり完璧遊園地の乗り物のようだった。ただポイントを渡るときはかならず1瞬車内灯が消えるのである。それは集電が架線方式でなく3線方式という線路の外にもう1本集電線路がありポイントでは切れているためである。そうして2つ目の駅ガスチーヌィ・ドヴォールで下車した。上に上がってみるとメイン通りのネフスキー大通りに出て、そこから西へ1キロほど行って右側に宮殿前広場に到着した。しかし少々軽装でホテルを出たので少し肌寒くなってしまい、今後が不安になってきたので、ここまで来ておきながら上着を取りに1度ホテルに引き上げることにした。そういえば周りのロシア人は春先のコートをみな着ていたしなぁ。


 時間ロスしてしまったが、再びアレクサンドル・ネフスキー駅から乗車しようとしたときにいちいちきっぷを買うのは面倒だし、カードがあるのだったら買っちゃえ・・・とその気を出してしまった。しかし問題は買うときのやりとりである。「ジェーシャッチ メトロカードチヌィ バジャールスター」と言ってしまったら10枚のカードが出てきそうなので、まず「アジーン メトロカードチヌィ バジャールスター(1枚の地下鉄カードを下さい)」といったら多分何回のと聞かれるはずだから、その時には「ジェーシャッチ ダー(10回 はい)」といえばいけるだろうと考えた。実際やってみたらその通りなり1回が5ルーブルだから50ルーブル札を出したらおつりが来るだろ
う・・・すると40ルーブルであったのでなんと2割引である。カードはまるでキャッシュカードのように分厚く裏にバーコードがある本格的なカードであった。そして自動改札に通すのであるが相性が悪いのか、改札機のランプが赤から青に変わらないぞと・・・モタモタしていたら係員が飛んできてこうやって使うのですと教えられた。ここではバーコードを上にして(裏を上にして)通さなければならないのであり、そして遮断機を自分で押さければならないのである。日本の常識の反対である。しかしこのカード非常に便利で結局滞在中9回分は使ったほどである。




 サンクトペテルブルク地下鉄 10回回数券 ロシア語表記は定期券となっている模様・・・


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