安戸池紀行

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安戸池紀行

　今年は野網和三郎が安戸（あど）池でハマチの養殖を成功してから８０周年という記念する年、私は昨年１２月に香川県社会保険労務士会の会報の記事執筆のために、安戸池に行きました。

　安戸池のほとりには、マーレリッコ（左下写真）という海と魚の体験館があり、主にハマチの養殖について詳しく紹介されており、また養殖いけすではハマチのえさやり体験や、つりの施設（右下写真）もできるようになっています。

　
　現在ハマチの養殖は、ハマチの出世したブリの養殖がなされ、引田（ひけた）から徳島県境までの沖合でひけた鰤（ぶり）という地域ブランドで、毎年１０月から１２月まで主に地元で販売されております。このひけた鰤は、引田漁協が養殖方法大きさ販売ルートなど厳格に定めた基準に従ったものしか認めていないようです。

　さてマーレリッコの隣には、ワーサン（野網和三郎の愛称が由来／左上写真）があり、東かがわの特産物はじめ毎年１０月から１２月までは、ひけた鰤の直売もされております。

　そしてこの２階で土日の昼食時限定で、朝とれたてのひけた鰤をさばいた新鮮なひけた鰤定食（600円／左下写真）がいただけます。なおひけた鰤のシーズン以外は、ハマチ定食になるようです。