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社会保険労務士溝上久男事務所
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我が郷土香川
栗山記念館を取材
平成１８年１２月１２日（火）に、香川県社会保険労務士会の会報第５２号（平成１９年１月下旬頃発行予定）の取材のために、高松市牟礼町にある柴野栗山（しばのりつざん）記念館を訪問しました。ことでん志度線・八栗駅から八栗ケーブル登山口駅のほぼ中間に、栗山幼稚園の隣に記念館はあります。
栗山（１７３６〜１８０６）は、高松では後藤芝山（ごとうしざん）に師事、江戸に出て昌平黌（ょうへいこう）で儒学（朱子学）を学び、その後は国学 詩文その他幅広い分野を学び、様々な分野の人脈との交流がありました。
また阿波藩に約２０年仕え、蜂須賀公や世子たちに講義したり、京都で私塾『堀川塾』を開いております。最大の功績は、江戸幕府第１１代将軍徳川家斉の治世に松平定信の寛政の改革に、栗山は政治顧問として補佐し「定信の施策に常に栗山あり」といわれるぐらい信任がありました。そして昌平黌の改革を実施して、寛政の３博士の一人にもなっております。
今年（平成１８年）は、栗山没後２００年を迎え１２月１日にはこの記念館で２００年祭が盛大に行われ、また記念事業として、昭和２４年に郷土史家福家惣衛（ふけそうえい）著の『柴野栗山』の復刻、小学校高学年・中学生向けに『柴野栗山』の発行がなされており、これらの著作は同記念館で購入できます。
栗山記念館の案内はこちらを参考してください（牟礼町あれこれ／高松市牟礼町商工会HP）
